大型補強を続ける巨人が、補強課題であったクローザ―候補として、マリナーズのライアン・
クック投手を獲得したようです。
大型補強のラストピースになりそうですが、日本球界で活躍できるかどうかが注目されそうで
す。
2016年に右肘のトミー・ジョン手術を受けていることもあり、今季は復帰したものの登板数は
少なかったようです。
岩隈投手と同様で、投げてみないと分からないリスクもありますが、巨人のクローザ―として
どこまで結果を出せるか気になるところです。
ここでは、ライアン・クック投手の経歴と巨人に入団した背景、巨人で活躍するか、いずれメ
ジャーに復帰するのかについてみていきたいと思います。
目次
ライアン・クック投手の経歴
生年月日:1987年6月30日(31歳) 出身:米国カリフォルニア州
- 2008年、ダイヤモンドバックスから27巡目で指名され、入団する
- 2011年にメジャーに昇格し、メジャーデビューする
- 2011年12月にトレードでアスレチックスへ移籍 0勝1敗1ホールド 防御率7.04
- 2012年にオールスター戦に初出場する 6勝2敗14セーブ21ホールド 防御率2.09
- 2013年 6勝4敗2セーブ23ホールド 防御率2.54
- 2014年 1勝3敗1セーブ7ホールド 防御率3.42
- 2015年シーズン途中にレッドソックスに移籍 0勝2敗1ホールド 防御率18.69
- 2016年マリナーズへ移籍、この年のメジャーでの登板はなく、10月にトミー・ジョン手術を受ける
- 2018年5月にメジャー復帰、19試合で2勝1敗、防御率5.29
![](https://fukuyama33.com/wp-content/uploads/2018/12/野球場4-300x225.jpeg)
巨人に入団した背景
2012年と2013年のシーズンは、リリーフとして結果を出し活躍してましたが、2014年以降は
下降線をたどってます。
2016年と2017年のシーズンはトミー・ジョン手術もあり、メジャーでの登板はゼロで、2018
年の5月にメジャー復帰しましたが、慣らし運転といった感じです。
巨人に入団した背景としては以下のことが考えられます。
メジャーで条件のいい契約が出来なかったこと
手術を受けたこともありますが、2014年以降は成績も落ちており、結果が出ていない為、メジ
ャーでの評価も下がり、条件のいい契約ができないことが考えられます。
巨人からメジャーより条件のいいオファーがあったから決断したと思います。
日本で活躍していい条件でメジャーに復帰する為
元巨人のマイコラス投手は、巨人での実績が評価されて、カージナルスと2年で約15億円の契
約をしたようです。
マイコラスは今年メジャーで18勝を挙げ最多勝を獲得したので、日本球界の評価も上がったと
思います。
ライアン・クック投手もマイコラス投手のように日本球界で結果を出してメジャーに好条件で
復帰したいと考えていると思います。
![](https://fukuyama33.com/wp-content/uploads/2018/11/野球場3-300x225.jpeg)
ライアン・クック投手は巨人で活躍するか
日本で成功するという強い気持ちがあるか
メジャーでの実績はあるので、肘の回復具合が気になりますが、本人の野球への取り組み方や
日本で成功するという気持ち次第だと思います。
適当に投げて10勝ぐらいしとけばよいだろう程度に考えていると失敗すると思います。
野手でも実績のあるメジャーリーガーが日本で結果を出せなかったケースも多いです。
1から野球を学ぶという気持ちで取り組むことができるかどうかだと思います。
その上で、球種を増やしたり、クイックが上手くなること等の課題を克服することが出来るか
によると思います。
球種を増やすことが必要
ライアン・クック投手の球種は、ストレートを中心に、スライダーとツーシームとチェンジア
ップがあるようです。
しかし、実際にはストレートとスライダーが中心で、ストレートが7割前後も占めるようで
す。
メジャーでは横への変化が主流のようですが、日本球界では落ちるボールがないと苦しいと思
います。
特にクローザ―をやる場合、球種を絞らせないことも重要なので、ストレート中心でスライダ
ーを加える程度だと打者に球種を絞られやすくてリスクがあります。
クイックモーションと牽制が上手くなること
ライアン・クック投手はクイックモーションができないと言われているので、できるようにし
ないといけないですね。
また、牽制も上手くないといわれているので、練習して克服しないといけないと思います。
クイックができないと、広島の選手から盗塁され放題になるかもしれないです。
いずれメジャーに復帰するのか
メジャーに復帰する場合
マイコラス投手のように巨人で活躍していい結果を残せば当然、メジャー復帰を考えるでしょ
うし、メジャーの条件次第になると思います。
巨人で25~30セーブぐらい挙げれば、メジャーリーグの球団も注目するし、放っておかないと
思います。
現在31歳なので、1年~2年が勝負だと思います。
メジャーに復帰しない場合
巨人でいい成績を残せなかった場合は、当然ですがメジャー復帰はできないです。
活躍してもメジャーでは物足りないとして評価が低い場合もメジャーに復帰できないです。
数字だけではなく、内容も求められそうですね。
活躍すれば、巨人も年俸を2倍以上に上げてくると思うので、それよりいい条件のオファーが
あるかどうかにもよりますね。
ま と め
1.ライアン・クック投手が巨人に入団した背景
- メジャーで条件のいい契約が出来なかった
- 日本で活躍していい条件でメジャーに復帰する為
2.ライアン・クック投手は巨人で活躍するか
-
本人の野球への取り組み方や日本で成功するという気持ち次第
- 課題として球種を増やすことやクイックモーションや牽制を上手くなること
3.ライアン・クック投手はいずれメジャーに復帰するのか
メジャーに復帰する場合
-
巨人で活躍していい結果を残せば、メジャーの条件次第になる
- 巨人で25~30セーブぐらい挙げれば、メジャーリーグの球団も放っておかない
メジャーに復帰しない場合
- 巨人でいい成績を残せなかった場合は
- 活躍してもメジャーでは物足りないとして評価が低い場合
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