昨日で平成時代は終わり、本日より令和元年として令和の時代が始まります。
昨日は、平成最後の日として全国で様々なイベントも行われたようで、大阪では料金を下げた
りしてお客さんにサービスする居酒屋もあったようです。
最後の晩ごはんとして、寿司やカレーライス、焼肉、ハンバーグが人気だったというアンケー
ト結果もありましたが、年越しそばも人気があったようです。
全国的に天候もよくなかったので、テレビを見たり、ビデオ鑑賞をしたりした人も多かったと
思います。
令和の時代が始まりましたが、どんな時代になるでしょうか?
ここでは、令和元年の経済はどうなるかについてと、平成元年と比べて違いについてみていき
たいと思います。
令和元年の経済はどうなるか?
令和元年に結婚をするカップルは多いようですし、起業するビジネスマンも例年より多いよう
ですし、イベントも全国で目白押しなので経済効果はかなり見込めそうです。
しかし、今年の秋には消費税の増税が実施されますし、4月の食品の値上げに続いて、5月以降
も値上げラッシュが続きます。
4月に牛乳、ヨーグルト、コンソメ、ラーメン、焼きそばが値上げしましたが、5月以降は以下
の通りです。
- 5月の値上げ ペットボトル飲料の値上げ
- 6月の値上げ ペヤングの焼きそば、ハーゲンダッツのアイス、フジッコ
- 7月の値上げ カゴメのトマトジュースと野菜ジュース
ガソリン価格もじわじわ騰がっており、国民生活を圧迫しております。
秋の消費税の増税は、消費者にとっては厳しいものになりそうで、財布のひもは緩くはならな
いと思います。
値上げラッシュが続くこともあり、令和元年の経済はかなり厳しいものになりそうです。
GDPで見ても、マイナス成長に落ち込むこともあり得そうです。
賃金の上昇が物価上昇分を補うだけのものがあればいいですが、大きな期待はできそうにない
ですね。
平成元年と比べて違いについて
平成元年は、バブル時代の真っ盛りでした。
株価は年末には、日経平均が4万円近くまで上昇しましたし、土地や不動産の価格上昇も凄い
ものでした。
土地の価格高騰は全国的なものでしたが、特に東京の23区では、凄かったです。
不動産業界の営業マンや証券会社の社員の給与やボーナスが凄かったので、テレビで特集番組
もよくありました。
また、ITやソフトウエア業界においても仕事の需要が多くて、社員確保の為に就職内定者の集
まりで海外旅行をしたり、東京でデイズニーランドや六本木のデイスコで楽しんだりしまし
た。
またビジネスでの接待も豪華で、ゴルフだけでなく、銀座や新橋の高級クラブや料亭での接待
も半端なく、交際費5兆円時代といわれました。
株や不動産長者が多く誕生した時代だったと思いますし、日本中が浮かれていたバブル真っ盛
りの時代でした。
令和元年は、平成元年と比べると経済に関していえば、大きく見劣りがするのは間違いなさそ
うです。
ただ、令和元年以降はどうなるか分かりませんので、経済がよくなることを願いたいです。
ま と め
令和元年の経済の見通しは、各種経済指標からもよくないものが多いですが、まだ令和の時代
は始まったばかりです。
あまり悲観的になるのもどうかと思います。
今年はラグビーのワールドカップが9月20日から日本で開催されますし、来年は東京オリンピ
ックが開催されます。
また、2025年には55年ぶりに大阪で万博が開催されます。
他にも多くのイベントが国内で開催されますので、一時的な経済の落ち込みはあっても徐々に
経済がよくなることを祈りたいです。
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