クラシックギター初心者のギターの選び方や弦の選び方や教則本の選び方と始め方に迫る!

 最近、ギターを弾く人が少し増えてきていると思います。

これまで、あまり人気がなかったように思えたクラシックギターについても、演奏する人が増えて

いるように感じます。

もちろん、ピアノやバイオリンに比べると、まだまだ人気も劣りますが、少しずつでもクラシック

ギターを弾く人が増えてくれることは、ギター好きの私も嬉しい限りです。

ここでは、クラシックギター初心者のギターの選び方と弦の選び方や教則本の選び方や左手と右手

の指の呼び方とクラシックギター初心者のギターの始め方についてみていきたいと思います。

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クラシックギター初心者のギターの選び方

初心者なら、まずはヤマハや小平、アリアといった手ごろな価格のギターを購入することをお

勧めします。

価格的には、2万円~3万円ぐらいで十分だと思います。

このくらいのギターでも十分にいい音が出ますし、大事に使用すれば10年以上は長持ちすると

思います。

また選ぶ際には、左手で弦が押さえやすいギターを選んだ方がいいと思います。

女性や子供で手が小さい人には、ややサイズの小さいギターもありますので、実際に左手で弦

を抑えて大丈夫そうなギターを選んだ方がいいです。

弦の選び方

弦については、ヤマハの弦で十分だと思いますが、オーガスチンのブルーやレッドでもそんな

に高くなく、1000円前後で1セット買えますので、そちらにしてもよいと思います。

ギターが上手くなり、音質にもこだわるようになれば、金属弦の4~6弦をサバレスを使用し、

1~3弦はオーガスチンの弦を使用するのもよいと思います。

教則本の選び方

ギター教室に通って学ぶ場合は、教室が提供する教則本を利用して学ぶのが一番よいやり方と

言えます。

ギター教室に通わない場合は、市販のテキストを利用することになりますが、出来るだけ図解

のついた分かりやすいテキストが初心者の方にはお勧めです。

左手の指の押さえ方である運指については、①から④までしっかり記載されてないといけない

です。

右手の指の使い方についてもpからchまでしっかり記載されたものがいいです。

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左手と右手の指の呼び方

左手についての呼び方

人差し指
中指
薬指
小指

右手についての呼び方

親指 p
人差し指 i
中指 m
薬指 a
小指 ch(使用なし)

クラシックギター初心者のギターの始め方

初期の頃の練習

先ずは、音階(スケール)の練習や簡単な童謡などの曲から練習するとよいです。

キラキラ星や浜辺の歌、カチューシャといった簡単な曲から練習していき、大きな音を出して

練習することが大事です。

また音符をしっかり見て、2文音符、4文音符、8文音符がどのくらいのものかをメトロノー

ムを利用して理解した方がいいです。

リズムをしっかり理解して、速すぎず、遅すぎないテンポで楽譜に忠実に弾くことを心がけた

方がいいです。

上達するにしたがって、徐々にテンポの速いアレグロの曲を弾きますが、初期の頃は、アンダ

ンテやワルツといった曲を弾いて、リズム感をしっかり感覚的にも理解した方がいいです。

音質・音色に変化をつける練習

ギターの弦を弾く音は、弾く人によって、弾き方によって無限ともいえる音が出せます

ギターは小さなオーケストラだといわれる所以でもあります。

サウンドホール寄りで弾くと甘くソフトな音が出ますが、弦を結ぶブリッジ寄りで弾くとかた

めでキンキンした音が出ます。

また、指の右側でタッチするか、左側でタッチするかによっても音質は違ってきます。

爪と指の間からやや爪寄りで弾くのが理想的ですが、爪の部分だけで弾く人もいます。

この辺については、アポヤンド奏法かアルアイレ奏法にするかによっても違ってきます。

禁じられた遊びのメロデイー部分のようにアポヤンド奏法をする場合は、あまり爪にかからな

い方がよいですが、アルペジオやアルハンブラの想い出のようなトレモロの場合は爪に比重

かかります。

練習時間

練習時間については、毎日30分から1時間ぐらいが、ちょうどいいぐらいだと思います。

初期の頃は、大きな音で楽譜に忠実にゆっくり弾くことで基礎が身につくと思います。

そして、楽譜に忠実に弾けるようになると、今度は、綺麗な音を出すように心がけるようにし

ます。

ま と め

1.ギターの選び方

  • 2万円~3万円ぐらいの手頃な価格のものを購入
  • 弦が押さえやすいものを選ぶ

2.弦の選び方

  • ヤマハかオーガスチンの1セット1000円ぐらいのものを選ぶ

3.教則本の選び方

  • 教室に通う場合は、教室が提供する教則本を使用
  • 教室に通わない場合は、図解のついた分かりやすいテキストを選ぶ

4.練習方法

  • 音階や簡単な童謡などの曲から始め、大きな音を出して楽譜に忠実に弾く
  • 音質・音色に変化をつける練習は、サウンドホール寄りか、ブリッジ寄りで弾くことで行う
  • 爪と指の間からやや爪寄りで弾くか、爪だけで弾くことによっても音質を変える

5.練習時間

  • 毎日30分から1時間ぐらいするのがいい
  • 大きな音を出して楽譜に忠実にゆっくり弾くのがよい
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