キャロル夫人の逮捕状の本当の理由は?レバノンでの生活や今後について迫る!

カルロス・ゴーン氏のレバノンへの逃亡は、昨年の年末から新年にかけて世界中を驚かせており、

欧米では連日トップニュースのような扱いになっております。

日本では、海外発のニュースを紹介するような形で独自のニュースソースは殆どない状態です。

昨日は、カルロス・ゴーン氏がベイルートで記者会見を開き、自身の正当性や日本の司法制度批判

や逮捕が日産とルノーの経営統合に反対する日産経営陣の陰謀であるとの主張をおこないました。

また、妻であるキャロル夫人にも東京地検特捜部が偽証の容疑で逮捕状をとりました。

米国の報道では、ゴーン氏逃亡の中心人物と見られておりキャロル夫人の動向も注目されておりま

す。

ここでは、キャロル夫人の逮捕状の本当の理由やレバノンでの生活や今後について見ていきたいと

思います。

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キャロル夫人の逮捕状の本当の理由

東京地検特捜部は、キャロル夫人が昨年の4月に行われたゴーン氏の特別背任事件の証人尋問で、

偽証をしたとして逮捕状をとったと公表しました。

しかし、東京地検の本当の狙いは、ゴーン氏にプレッシャーをかけることや事件の本丸とされる

オマーンルートでキャロル夫人が深く関わっていることから、そちらでの逮捕が逮捕状の本当の

理由と思います。

ゴーン氏が所有するGFI社から、キャロル夫人のビューテイー・ヨット社に日産の資金が数億円

送金されていることもあり、特別背任の共犯と見られてもおかしくないからです。

もう一つの理由は、ゴーン氏の国外逃亡の手助けをしたことや証拠隠滅や関係者との口裏合わせ

を行っていたことも大きいですね。

キャロル夫人は、ゴーン氏と結婚してからお金の羽振りがよくなり、派手な生活をしているので

東京地検も以前からマークしております。

また、レバノンからキャロル夫人が東京地検や日本の司法制度について批判していることや

賑やかなパーテイーでの写真を公開したことも東京地検を刺激している筈です。

 

キャロル夫人のレバノンでの生活

レバノンのベイルートにある高級住宅街にある自宅でキャロル夫人は、パーテイーを何度も開いたり

して、派手な生活をしているようです。

しかし、海外のマスコミも押しかけてきており、日産が雇った警備会社の人が24時間体制で監視し

ており、決して安息の日々を送っているとはいえないです。

逮捕状が出たことで、今後はベイルートの自宅でひっそりと暮らすしかないと思います。

 

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キャロル夫人の今後について

キャロル夫人の今後については、ベイルートには親族もいて味方もいるようですが、現在日産が

雇った弁護士から自宅は日産側に所有権があるとして立ち退きを迫られております。

1月13日には立ち退きを巡って裁判が開かれるようです。

また、夫のカルロス・ゴーン氏は、レバノンの弁護士グループからイスラエル入国罪で告発され

ております。

カルロス・ゴーン氏は、レバノンの外相とアウン大統領とはコネがあるようですが、政権基盤が弱

く、いつ政権が変わるか分からないので、政権が変われば取引材料として国外や日本に送還される

可能性も否定できないです。

また、隣人など好意的に受け入れている人もいますが、反政府デモに参加してる活動家や良識のあ

る国民からは、汚職の象徴と見られ批判されているので、キャロル夫人も身の安全も含め、落ち着

かないでしょうね。

日本政府は、ODAや経済援助等で外交的に圧力をかければ、レバノンは裏金で動く国なので、

情報戦も含めて、レバノン国内の世論を味方にできれば、夫婦そろって日本に送還の可能性は

あります。

保釈金の15億円や国外逃亡費の22億円やベイルートの自宅も日産から不正に資金を引き出

したお金かもしれないです。

ゴーン氏だけでなく、キャロル夫人も日産からの損害賠償の請求で全財産を没収されることも

あり得ますので、幸せな時間は長くないと思います。

 

ま と め

カルロス・ゴーン氏を支えて国外逃亡に中心的な役割をしたといわれるキャロル夫人ですが、

夫のゴーン氏とともに追い詰められてるように見えます。

東京地検特捜部から逮捕状も取られており、暫くはマスコミからも追い回されそうです。

安全だと思って逃げたレバノンでしたが、住宅問題やゴーン氏がイスラエル入国罪で告発され

たりしており今後は予断を許さない状況です。

治安も日本に居た方が安全でしたけど、今後どうなるでしょうね。

日本は法の下に平等であり、罪刑法定主義が徹底している民主主義国家なので、無罪と確信して

いるならば、日本で堂々と裁判を受けて身の潔白を証明した方が今後の人生においても得策だと

思います。

しかし、ゴーン氏とともに特別背任罪で有罪になれば、全財産を失い、厳しい人生が待っている

かもしれないですね。

 

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